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「リュゼツラン6株開花」
沼津・スカンジナビア係留地「忘れないで」と訴え?
沼津市西浦で海上レストランとして親しまれ、修復のため上海へえい航する途中の平成十八年九月、和歌山県沖で沈没した客船スカンジナビア。同市西浦のかつての係留地に、数十年に一度しか開花しないリュウゼツラン六株が一斉に花を咲かせ、周辺住民を驚かせている。
土地を所有する伊豆箱根鉄道(三島市)によると、花を付けた六株は、スカンジナビアが開業した昭和四十五年、施設整備の際に植えたリュウゼッランの一部。リュウゼッランは中南米原産で、数十年に一度開花し、実を結ぶと枯れる。
係留地近くの喫茶店「海のステージ」に同船の資料館を開設している前島希久也さんは「二、三年前から花が見られたが、これほど咲きそろうのは初めて。スカンジナビアが忘れないでくれと言っているよう」と感慨深げに話した。
(静新平成20年8月21日(木)朝刊)
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