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「船や桟橋強制撤去」
沼津・狩野川河口:5月から国交省
監督処分通達:不法係留140隻から90隻
国土交通省沼津河川国道事務所は三日、行政代執行法などに基づき、沼津市の狩野川河口部に不法係留されている船一隻と桟橋二基を強制撤去した。残る不法係留船は約九十隻となり、撤去を命じる監督処分を出した五月の約百四十隻から大幅に減少した。
同事務所は八月、治水上の大きな障害となる二十三隻の所有者に対し、行政代執行法に基づく戒告書を送付した。九月十九日の期限を過ぎても撤去しない所有者には、同二十六日付で最後通告となる代執行令書を送っていた。
この日の作業には職員ら約三十人が当たった。執行責任者の宮武裕昭所長が作業開始を宣言し、船や桟橋をクレーン車でつり上げてトラックの荷台に載せ、同事務所の敷地内へ運んだ。
今回の強制撤去により港大橋上流では左岸の不法係留船はゼロ、右岸も四隻のみとなった。同事務所によると、昨年九月の台風9号以降、危険性を認識して自主撤去する所有者が増えたという。
同事務所はこれまで、流れの強い左岸側から対策を進めてきた。今後は十一月をめどに戒告書を送るなど、右岸側の強制撤去手続きに力を入れていく方針。
(静新平成20年10月4日(土)朝刊)
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