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「スカンジナビア思い出語る会」沼津・西浦
建造のいきさつ紹介
沼津市西浦木負に係留されていた元客船「スカンジナビア」の思い出を語る会が、船の建造から八十周年に当たる二十四日、係留地近くの喫茶店「海のステージ」で開かれた。航海日誌や模型、写真などを集めた資料館も同所にオープンした。会には、同船の現地保存運動をした人たちや地元住民、資料館開設の協力者らが集まり、長年この地で親しまれた同船をしのんだ。
海上ホテル、レストランとなったスカンジナビアの支配人、安楽博忠さん(六七)=伊豆の国市=は「大西洋を渡るためだけでなく、あえて帆船の形を採り入れるなど『インパクトのある船を造りたい』と建造された船」と紹介。船の沈没にも触れ、「いまだに夢を見る。ああいう最期を迎えたのは残念」と語った。
地元・木負自治会の大川善美会長(五七)は「この地域を『スカンジナビアのある所』と自信を持って紹介できた。地域が衰退する危機感がある中、何か代わるものがあれば理想的」と話した。
スカンジナビアは、一九二七年二月二十四日にスウェーデンで完成し、豪華客船「ステラポラリス」として活躍。現役引退後の七〇年、日本で海上ホテル、レストランとして利用されるようになった。昨年、スウェーデンに売却され、えい航途中に沈没した。(静新平成19年2月25日朝刊)
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